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GUIDE SPOT 茅ケ崎里山公園 茅ヶ崎 | 自然公園
南部の海岸から北部の丘陵地帯に向かい、なだらかな平地が広がる茅ヶ崎市。ビーチのイメージが強い茅ヶ崎だが、丘陵地には多くの谷戸があり、今でも畑や雑木林などの里山の景色を残している。この里山の自然を受け継ぎ、保全する目的で2001年にオープンしたのが「神奈川県立茅ケ崎里山公園」だ。その規模35.2ヘクタール、東京ドーム7個分以上の広さ。芝生の広場では人々が思い思いにくつろぎ、池や川、森を散策し、四季の移ろいを楽しんでいる。
メインエントランスを入るとすぐに、この公園のシンボルともいえる長さ70メートルの巨大なローラーすべり台が迎えてくれる。子ども用遊具というよりは、まるで遊園地のアトラクションのようだが、不思議と公園の自然環境にマッチしている。階段を高く上り芝生斜面の中空を一気に滑り降りる快感に、取材日にも多くの子どもたちが歓声をあげ楽しんでいた。
園内には、“茅ケ崎里山公園倶楽部”(会員制のボランティア活動)が管理する田畑や林もある。ここでは米や野菜などの栽培に加え、間伐や薪づくりなどの森林での作業も行われ、まさに里山の仕組みを年間を通して体験するプログラムが実施されている。うれしいのは、茅ヶ崎市民でなくても会員になれるところだ。また、予約制のバーベキュー場(有料)では、テーブルや道具類の完備のほか、食材の持ち込みはもちろん地元の新鮮な食材を予約することもできる。気軽に本格的なバーベキューを楽しむことができるのだ。
リピーターを増やし続ける大人も楽しめる公園。ビーチだけではない茅ヶ崎の奥深い魅力を感じることができるだろう。
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「ここの“ローラー滑り台” は圧巻。長距離で景色も良く、暇さえあれば行きたがる、我が家の子どもたちの大好きなスポットです。また端午の節句シーズンにはズラーっと “鯉のぼり” が並んで圧巻なんですよ」海瀬亮さん