PADDLER’S EYE 湘南の今を独自取材した特集と連載

FEATURE Takibi Festival Nukunuku2
2017.12.23(土)・12.24(日) in 茅ヶ崎市柳島キャンプ場

星空の下、焚き火を囲んで映画を
子どもたちを連れ、いつもと違う野外クリスマス

Photos&Text:Miku Kamiura  

「茅ヶ崎市柳島キャンプ場」は、湘南エリアで唯一の海沿いにあるキャンプ場だ。場内からつながる小道を抜けると、目の前は海。江ノ島や富士山が望める。敷地内には、宿泊棟やログキャビン、松林に囲まれた全部で20張まで張れるテントサイトがある。そして、今年12月からは、1日2組限定の “グラキャン(グランピング×キャンプ)”もスタート。ベッド付きの豪華なテントに宿泊し、自分たちで作る食事を楽しむ、という新スタイルのキャンプが注目されている。

現在、「NPO法人茅ヶ崎つなぐ海と森」がキャンプ場の運営を担当し、年間約40本のイベントを開く。2017年12月23日(土)、24日(日)には、映画上映イベントをプロデュースする「WAWACINEMA」のオーガナイズで、焚き火フェスティバル「Nukunuku2」が開催される。
「キャンプといえば、夏のイメージがありますが、冬キャンプも楽しいですよ。
虫が少なく、何より焚き火をするなら、寒い時期。『Nukunuku』は、焚き火を囲み、みんなで集まって、心を温かくして過ごす野外イベントです」と語るのは、スタッフの杉妻幸枝さん。

イベントは11時から始まる。日中は、ティピーライト作りやチョークアートなどを体験できるワークショップ、トレジャーハント、プレゼント交換会といった、子どもたち向けの企画が盛りだくさんだ。とはいえ、大人たちもビールを片手に楽しめる音楽ライブもある。飲食ブースには、焚き火でパンやソーセージなどを焼くメニューが登場する茅ヶ崎のカフェ「3rd place café」のほか、5店舗ほどの出店を予定している。

両日18時からは、メインイベントとなるアニメーション映画『アーサー・クリスマスの大冒険』を上映する。子どもたちにとって、星空の下、家族やその場で仲良くなった友だちと一緒に焚き火を囲みながら、大スクリーンで見る映画は、きっと一生の思い出になるはずだ。

当日は、テントサイトや宿泊棟、ログハウスに宿泊することもできるので、眠りにつくまで余韻に浸るのもいい。いつもとは違う野外クリスマスを楽しんでみてはどうだろうか?

INFORMATION

Takibi Festival Nukunuku2

日程:2017年12月23日(土)、24日(日)
時間:11:00〜21:00(映画上映18:00〜/約80分)
場所:茅ヶ崎市柳島キャンプ場
主催:茅ヶ崎市公園緑地課・NPO法人茅ヶ崎つなぐ海と森
定員:なし
参加費:日帰り1,200円/人、宿泊者1,500円/人(宿泊料込み)
*どちらも小学生以下は無料
*宿泊の場合、要予約。予約・お問い合わせ:Tel.0467-87-1385/柳島キャンプ場